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映画「37seconds」特集



①映画「37seconds」って何?


 2019年3月、世界三大映画祭のひとつ「第69回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門で「パノラマ観客賞」と「国際アートシネマ連盟(CICAE)賞」を映画祭史上初のW受賞の作品です。

  生まれた時にたった37秒息をしていなかったことで、身体に障害を抱えてしまった主人公・貴田ユマ(23歳)は、親友で漫画家のゴーストライターの仕事をして暮らしています。

 一緒に暮らす母はユマの世話をすることが唯一の生きがいですが、そんな過保護な母に対してユマは毎日が息苦しく感じ始めています。

  ユマは独り立ちをしたいと思う一心で、自作の漫画を出版社に持ち込みますが、女性編集長に「人生経験が少ない作家に、いい作品は描けない」と一蹴されてしまいます。
その瞬間、ユマの中で秘めていた何かが動き始めて、これまでの自分の世界から脱するために夢と直感だけを信じて自分の道を切り開いていくことを決めたユマは、動き始めます。

 そしてその先で待ち受けていた多くの出来事を彼女は、乗り越えて行くことになります。

  当初は主人公役に実力派女優を起用する方針でしたが、監督は「健常者の俳優が、障害者のヒロインを演じることには違和感がある。ユマはきっとどこかにいる」といい一般オーディションを開催することになります。

  オーディションで選ばれたヒロインは、全国から集まった障害者約100人の中から選ばれた佳山明さんです。彼女は、生まれた時に脳性麻痺になり、車椅子で生活をしています。

  佳山明さんと監督らの出会いは、2018年2月に開催された大阪オーディション最終日です。
福祉の国家試験を受けた直後にやってきて服装も薄いジャンパーを着て汗だくの状態で彼女は申し訳なさそうに「遅れてすみません・・・」と言ったそうです。
オーディションで佳山明さんが一つ目のセリフを細く発した瞬間に監督らは、心を鷲掴みされて主人公に決まったのです。

演技初挑戦の佳山さんは、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子さんらのサポートもあり、文字通りの体当たり演技を見せました。

チームスタッフも世界で活躍する製作陣が結集しています。

プロデューサーは山口晋さん。フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督の長編映画 『エンター・ザ・ボイド』などを手がけられています。音楽はAska Matsumiya氏さん。『her/世界でひとつの彼女』で知られるスパイク・ジョーンズ監督の短編に楽曲提供されています。

サウンドはサンロック・チョイさん。ポン・ジュノ、カン・ジェギュ、ホン・サンスら韓国の一流監督の作品を支えています。主題歌は人気女性4人組ユニット「CHAI」。世界最大の音楽ショーケース「SXSW」に2年連続出演を果たし、“NEOかわいい!” J-POPで世界中を沸かせています。まさに、ワールドワイドな製作陣が世界基準の映像世界を演出しています。

多くのスタッフや出演者の協力から生まれた感動の映画です。2月7日から上映中ですので、ぜひ映画館でご覧ください!

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②37secondsの商品ができるまで

 
映画の公開に合わせてポスターチャレンジ企画を開催し、オリジナル商品が作られています。

ポスターチャレンジ企画とは、障害のある人のアートを“仕事”につなげる、エイブルアート・カンパニーと、映画「37 セカンズ」の共同企画です。

エイブルアート・カンパニーは、アートやデザインを通して、誰もが自分らしく生きていける社会の実現を目指すNPOです。

障害のあるアーティスト(エイブルアート・カンパニー所属)が映画にインスパイアされて制作している作品を商品化。その37secondsのグッズをGOOD JOB STOREで販売してますので、ぜひお買い求めください。